「エクセル経営」の進め方

 この図は時系列で示している。

 経営で行うことと教育として行うことは本書に詳述している。

 重要な点は、現場に精通した業務系の幹部が主体的にプロジェクトを進めるということだ。

 目的と手段を誤ってはいけない。

 私は、業務改善の手段としてデータを活用するという位置づけにこだわった。

 IT系、情報系の幹部がプロジェクトを主導するとろくなことがない。情報システム導入がゴールになってしまう。だから、IT系、情報系幹部は会議では一切発言しないこと、業務系幹部が間違った発言をしても口を挟まないことを決めた。

 そして、重要なことは社長から社員に話してもらった。

 客層拡大に向け、「エクセル経営」を実施することを何度も話してもらったのだ。

 データは活用してこそ意味がある。そこで重要なのが上司の態度だ。

 部下がデータを分析して問題点を指摘しても、上司が自分のやり方を否定された気持ちになって指摘を無視したら、部下はデータ活用をしなくなる。

 そこで上司のあるべき姿を次のように「定義」した。

1 意見を変えるのがいい上司
2 上司の仕事は分析結果の適応範囲の判断

 これについては次回話そう。