ウォールストリートベッツは、次のゲームストップを見つけたかもしれない。オンライン掲示板レディットの人気フォーラム「ウォールストリートベッツ」に集う個人投資家らは、ほとんど無名のテクノロジー企業に資金を注ぎ込み、株価を急騰させている。レーザービーム・スキャニング技術を手掛ける米マイクロビジョンは、株価が直近1週間で倍以上に上昇した。2020年4月には同社株は1ドルを割り込んでおり、その後1年間で約80倍に急騰。26日には前営業日比47%高の26ドル超で引けた。こうした急激な値動きは、市場における個人投資家の影響力の高まりを裏付ける新たな事例であると同時に、今年初めに起きたゲームストップ株の急騰劇を思い起こさせる。ゲームストップの時のように、マイクロビジョンへの関心はウォールストリートベッツから始まり、その後、他のソーシャルメディアに波及していった。
マイクロビジョン、次のゲームストップ探す個人投資家の標的に
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