米アップルの売上高の8割余りを占めているのは半導体を搭載した機器だ。半導体が不足しているという割に、多くの製品をなんとか販売してきたようだ。半導体の世界的な生産不足がなかったとしても、アップルが28日に発表した1-3月期(第2四半期)決算は注目に値する。売上高は前年同期比54%増で、伸び率は9年ぶりに過去最高を更新した。iPhone(アイフォーン)の売上高は66%増の479億ドルで、タブレット型端末の「iPad(アイパッド)」部門とパソコンの「Mac(マック)」部門はさらに高い伸び率を記録した。