12日の米株式相場は続落。4月の米消費者物価指数(CPI)が大幅な伸びを示し、金利上昇への懸念が高まった。ダウ工業株30種平均とS&P500種指数はここ3日間の下落幅・下落率がいずれも昨年10月以来の大きさとなった。ダウ平均の終値は前日比681.50ドル(1.99%)安の3万3587.66ドル。S&P500種は89.06ポイント(2.14%)安の4063.04、ナスダック総合指数は357.75ポイント(2.67%)安の1万3031.68で取引を終えた。米労働省がこの日午前に発表した4月のCPIは前年同月比4.2%上昇し、2008年以来の大幅な伸びとなった。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は同3.0%上昇した。