米エネルギー大手ビストラは全米最多クラスの36基の天然ガス発電所を有しているが、これ以上は発電所を買収または建設する予定はない。  代わりにテキサス州とカリフォルニア州で太陽光発電所と蓄電池に10億ドル以上を投資し、新技術によって変貌しつつある電力業界で生き残るため、事業の転換を図る意向だ。  「次のブロックバスターにならないよう必死だ」。ビストラのカート・モーガン最高経営責任者(CEO)は、経営破綻した米ビデオレンタル大手の名を挙げてこう話した。