東急ハンズのインスタアカウントは、現在後任の女性スタッフが楽しく運営し、フォロワーさんをつかんでいますから、つくづく私は早めに手を引いておいてよかったとホッとしています。
他方、フェイスブックはより広報に近い担当者がやるのに向いていると思います。要するに、SNSだからといって一括りで考えてはいけないということ。もし「全部やれ」と言われたら、SNSの特性を一通り紹介して説得しましょう。
理解を得るのが難しそうなら、本書を差し出して「この本に、ツイッターのベテラン担当でもインスタやフェイスブックはできなかったと書いてありますよ」と言ってあきらめてもらいましょう（笑）。
二兎、いえ三兎を追う者は一兎をも得ず。それぞれに合った適任者が必要です。
それぞれのSNSの特性については、ぜひ理解してもらうように働きかけてみてください。
本コラムの元となった単行本が発売中
『共感で広がる公式ツイッターの世界』三笠書房刊
多くの企業SNS担当の称賛と羨望を集め、18万人超のフォロワーに支持される東急ハンズ公式ツイッターの担当者「中の人」が、同アカウント運営の舞台裏を自ら公開する。企業のネット担当、広報PR部門は必読。どんな業種のツイッターでも応用可能なノウハウとは。
ルール1 定型文を活用する
ルール2 リアルタイムで投稿する
ルール3 「いま、ここ」の臨場感を出す
ルール4 鉄板ネタを持つ
ルール5 一見さんも入りやすい場を心がける
ルール6 会話と宣伝のバランスは8：2 …etc.
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