米製薬大手ファイザーと英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンを交互に接種しても、安全であることが分かった。英オックスフォード大学が主導する新たな研究で明らかになった。新型ウイルスへの強い免疫反応も確認されている。英政府が資金を提供した今回の研究の中間結果によると、ファイザー製とアストラゼネカ製のワクチンを交互接種したケースでは、アストラゼネカ製のワクチンを2回打った場合と比較し免疫反応の改善が見られた。ただ2回ともファイザー製のワクチンを打ったケースと比較すると主な免疫反応が弱まっていたという。研究結果は、まだ外部の研究者らによる評価を受けていないが、カナダや欧州の一部などですでに行われている接種方法の効果を裏付けるものだ。保健当局が供給面での問題から、1回目の接種とは異なるワクチンを2回目に提供している場合もある。
ファイザー・アストラ製のワクチン、交互接種でも効果確認=研究
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