「通勤満足度」は
コロナ禍で大きく低下

「通勤満足度」についてもう少し細かく見てみよう。今回の調査では20年6~7月の通勤時間について、満足度を0~10点で評価してもらった。0~6点は不満足、7~8点はどちらとも言えない、9~10点は満足に分類している。男女別に各項目の割合を表したのが以下の表だ。

 通勤に満足している人の割合については、先述の通りだ。一方で、通勤に不満を抱えている人の割合は、男性が70.5%、女性が68.3%となっている。男女ともに7割近くの人が通勤に不満を抱えていることが分かる。

 また、20年6~7月は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で発出されていた緊急事態宣言が解除された直後の期間だ。交通機関を利用する場合は、感染リスクへの不安も付きまとう。新型コロナウイルス感染に対して不安を感じているかどうかによっても、通勤への満足度は変わってくるといえる。

 通勤満足度を新型コロナウイルスへの不安の有無によって分類してみると、コロナへの不安がある人の方が通勤に不満足な人が76.0%と多かった。コロナへの不安がない人では、64.4%だった。