ドナルド・トランプ前米大統領がフェイスブック、ツイッター、グーグルの米ハイテク大手3社を提訴した。1月6日の連邦議会議事堂占拠事件を受けて停止されたアカウントの復活を目指す動きだ。トランプ氏は集団訴訟の原告団長で、3社に不当に検閲されたと主張している。フロリダ州マイアミの連邦地方裁判所に7日、訴状を提出した。トランプ氏は記者会見で「テク大手の責任を追及して行く」と語った。ツイッターとフェイスブックの広報担当者はコメントを断った。グーグルとユーチューブの親会社アルファベットは今のところコメントに応じていない。フェイスブックは、議事堂に乱入したトランプ氏支持派についての同氏の投稿を理由に、翌1月7日に旗艦の交流サイトと写真共有アプリのインスタグラムで同氏のアカウントを凍結。当時マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、トランプ氏がサービスを利用した場合のリスクが大き過ぎるとの見方を示していた。
トランプ前大統領、FBなどテク大手3社を提訴 SNS復帰目指す
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