迷走しない玄関収納(3)
「メリハリ」を大胆につける

 テーマが決まったら、主役を選び出し、グッズを効果的に使ってしまうことができればかなり使いやすい玄関収納になるはず。ダメ押しでお伝えしておきたいのは「主役と脇役の待遇をわかりやすく区別する」メリハリのつけ方です。

●収納の一等地/デッドスペースのメリハリ
・靴なら、履く場所に近い場所が一等地
・外出時に持ち出すものなら、ドアに近い場所が一等地
・同じ場所なら、使う人の腰~目線の高さが一等地

●オン/オフシーズン別のメリハリ
・主役はゆったり、脇役はグッズで密度高く収納
・季節できっちり入れ替えて出しっぱなしにしない

 今回は、迷走しない玄関収納のコツを解説しました。広さやキャパの差が大きい分、情報に踊らされないためにも「わが家は何を優先して、何を諦めるのか」から決めていくのが大事です。ぜひ「収納の狙い」、考えてみてくださいね。

(家族の片づけコンサルタント sea(しー))