アラブ首長国連邦(UAE)ドバイに本社を置く配車サービス新興企業スワブル(Swvl)が、特別買収目的会社(SPAC)の米クイーンズ・ギャンビット・グロース・キャピタルとの合併を通じた上場で合意に近づいている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。評価額は約15億ドル(約1650億円)という。スワブルは2017年に配車サービス会社カリーム出身のモスタファ・カンディル氏らが共同で立ち上げた。カリームは現在、米ライドシェア大手ウーバーテクノロジーズの子会社。スワブルは主に中東とアフリカで事業を展開し、公共交通機関の信頼性が低い地域で配車サービスを提供。アルゴリズムとテクノロジーを駆使して乗車・ルート設定の効率性を高めている。
ドバイ配車新興スワブル、SPAC合併上場で合意間近
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