――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  フェイスブックを再び「友達」にする時が来た。  同社の予想株価売上高倍率(予想PSR)は、昨年8月に2年ぶりの高水準に達して以降、冬から春にかけて大幅に低下した。規制当局による脅しや、消費者のソーシャルメディア離れに加え、アップルのプライバシーに関する変更がもたらし得る悪影響といったことが背景にある。この数カ月はやや持ち直しているものの、投資家はまだ安心できないでいる。比較的お得な銘柄を探している投資家にとって、足元のフェイスブックは魅力的な投資機会と言える。