民主党候補、予想外の苦戦
注目される11月2日の投票
米国では11月2日に投票が行われるバージニア州知事選挙の行方がにわかに注目されている。
近年は民主党が勝利し続け、楽勝であるべき民主党のマコーリフ氏が予想外の苦戦を強いられている。
バージニア州とニュージャージー州の州知事選は、大統領選挙の翌年に行われる数少ない主要な選挙であり、現職のバイデン大統領に対する有権者の評価と、来年に行われる中間選挙の行方を占う材料になる.
だが一方の共和党陣営も複雑な事情を抱える。せっかくの接戦の状況なのに、選挙戦略を一変させかねない人物の応援で選挙シナリオが大幅に狂いかねない可能性がある。
「バージニアの異変」が、来年の中間選挙にどういった形で波及するのか、関心が高まる。