子供は自分に合った道を選ぼうにも、自分ではまだ分からない。早期教育をするのならば、子供の得手不得手、向き不向きをきちんと捉えることが大切だ。

「週刊ダイヤモンド」2017年1月21日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

「子どもの向き不向き」がわかる
3タイプ診断テスト

A、B、Cのチェックリストそれぞれについて、子供に当てはまる項目の数を数えてください。※3歳が目安

A
(1)絵本や図鑑を見るのが好き
(2)ものを並べたり、さまざまな角度や横目を使って眺めたり、クルクル回るものを眺めるのが好き
(3)絵を描くのが好き
(4)人見知りや場所見知りが強い
(5)ブロック遊びや電車遊び、パズルが好き
(6)一度行った場所や一度会った人をよく覚えている
(7)想像や空想遊びが好き
(8)空想イメージにとらわれて、必要以上に怖がることがある
(9)いろいろなものを集めるのが好き10部屋のインテリアや身近な人の服装、髪形の変化にすぐ気付く

B
(1)本を読むのが好き
(2)「あれ、何?「」これ、何?」と質問攻めにする
(3)文字を覚えるのが早い。文字への興味が強い
(4)大人向けのテレビドラマが好き
(5)漫画を描いたり、物語を作るのが好き
(6)見たものを例えたり、比喩表現が得意
(7)ごっこ遊び、おままごとが好き
(8)よく話すが、聞き間違いや言い間違いが多い
(9)しり取りやなぞなぞが得意10幼稚園(保育園、小学校)であったことを、時間を追って順序よく話ができる

C
(1)遠くのサイレンなど小さな音にも気付く
(2)独り言を言う
(3)言葉が早い
(4)大人びた表現をよく使う
(5)コマーシャルのセリフや歌を覚えて繰り返す
(6)かるたが得意
(7)替え歌が好き、得意
(8)いつも歌を歌っている
(9)音に合わせて体を動かすのが得意10モノマネが得意

 A、B、Cそれぞれの当てはまる項目数をメモしたら、次ページの診断結果をチェックしましょう。子供の早期教育を考えるなら必ず知っておきたい「あなたの子供の向き不向き」や、小学校お受験に強いタイプなどを解説します。