ショッピング詐欺の対処法

 ショッピング詐欺に遭わないためには、まず購入する前に、販売者の事業者名、所在地や連絡先を確認し、ネットで検索してください。実在しなかったり、別名義であったりすれば怪しいです。その前に、ネット詐欺師だと書かれているウェブページが見つかるかもしれません。

 次に、支払い方法が銀行振り込みだけというのも注意しましょう。さらに、サイト名や事業者名と異なる個人名の銀行口座に振り込ませようとする場合は、ネット詐欺の可能性が高くなります。

 以上が、2021年ネット詐欺トレンドの振り返りと対応策のおさらいになります。2022年は、今年以上にビットコインなどの仮想通貨を狙うサイバー犯罪が増えると予測されています。AIをサイバー犯罪に活用することも予想されています。

 今や誰もが、ネット詐欺の被害に遭う可能性があります。デジタルリテラシーを身に付けて、2022年もしっかり自衛しましょう。

【訂正】記事初出時より以下の通り訂正します。実際にはランサムウエアではなく、第三者による不正アクセスによる被害だったことが調査で判明したためです。
25段落目:「日本では7月、国内の製粉大手であるニップンが、ランサムウエアの被害に遭いました。バックアップサーバーも暗号化されてしまい、一部情報が漏洩した可能性も出てきました。同社はBCP(事業継続計画)を策定し、セキュリティ対策もしていたのですが、被害に遭ってしまいました」を削除。
(2022年1月11日20:23 ダイヤモンド編集部)