米電子取引大手シタデル・セキュリティーズは初めて外部から出資を受けることになった。ヘッジファンド業界の著名投資家ケン・グリフィン氏が過半数株式を握る同社は、この取引で220億ドル(約2兆5000億円)前後と評価される見通しだ。  ベンチャーキャピタル(VC)のセコイア・キャピタルと暗号資産(仮想通貨)投資のパラダイムがシタデル・セキュリティーズに11億5000万ドルを出資することで合意した。シタデル・セキュリティーズがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に明かした。同社は取締役会にセコイアのパートナー、アルフレッド・リン氏を迎え入れる。