看病をする際には服装にも注意が必要!

 家族が感染してしまったら、緊急入院以外は自宅で安静にして療養することになります。

 ひとり暮らしの場合は自分で行うことになりますが、家族と同居している場合には、他の家族に看病してもらうことになります。家庭内感染を防ぐためにも、看病をする人は感染に気を付けた服装をする必要があります。

 新型コロナウイルス感染症は、接触感染・飛沫感染・エアロゾル感染で感染すると考えられているので、それぞれに対応した準備をします。

 まずは、接触感染を防ぐための手袋をはめます。これはビニール製のもので、使い捨てできるタイプがいいでしょう。続いて、飛沫・エアロゾル感染を防ぐために、マスク・ゴーグルを着用し、ビニールのカッパのような全身を覆うようなものを着ます。ゴーグルはメガネで代用も。部屋での看病後にも、接触した手袋やビニールのカッパ、ゴーグルなどの取り扱いには注意。マスクや手袋はきちんと処理し、ゴーグルやビニールのカッパは消毒、または洗浄して、手は必ず洗いましょう。もしカッパがなければビニール袋を切って使用し、その後捨てましょう。