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 先日、オランダ・アムステルダムで開催されたプレスイベントに登場したステランティス社のカルロス・タバレスCEOが、米国市場における同社のEV展開の計画について語りました。その中で、ジープからブランド初となる完全電動のEV(電気自動車)が発売予定であることも明かされています。さらに同じく今後登場予定の、「ラムEV(Ram EV)」に関する新情報も発表されました。

 ステランティスは既に、ジープ「ラングラーEV」を米国で2024年に発売することを明らかにしています。そのクルマこそ、「ジープ初のEV」と考えていた人も少なくなかったかもしれませんが、実際はその前に別のクルマが登場するというわけです。

 ステランティスは、「デア・フォワード2030(Dare Forward 2030)」と題した長期戦略を打ち立てています。これは同社の傘下に属する14のブランドから、なんと100種類ものEVが2030年までに展開されるという壮大な計画です。