4位は和装・洋装品や美容室の持ち株会社
5位は自社ブランドを持つ服飾事業の会社

 4位はヤマノホールディングスで、平均年収は325.6万円。同社は、和装品や洋装品などの加工・販売のほか、美容室やネイルサロンの運営も行っている。

 21年3月期業績は、売上高は前期比9.7%減の127.0億円 となった一方、営業利益は休業・時間短縮営業中の固定費などを特別損失に振り替えたことで、前期比541.1%増の3.3億円となった。とはいえ、平均年収は前年の323.6万円から2万円しか上がらなかった。

 5位は、大阪府に本社を置くカワサキで、平均年収は343.0万円。自社ブランド「レイクアルスター」を中心とした服飾事業や、賃貸倉庫事業を展開している。

 20年8月期業績は、賃貸・倉庫事業が底堅く推移したものの、百貨店などの休業により服飾事業が打撃を受け、減収減益となった。前年の平均年収349.9万円から6万円超、減っている。

 ランキング完全版では、6位以下の計64社を掲載している。ぜひこちらもご覧いただきたい。

(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

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