反対に相手のテンションを下げるのが、自分主人公のコメント。
「このおそば、人気ランキング3位の店ですね。私のおススメは、ランキング1位の信州の手打ちそばの店ですよ」
自分主人公のコメントって、時にマウンティングとも受け取られがちで危険です。こうしたコメントの全てを相手が嫌がるとは言えませんが、本人も気づかない無意識の中で「この人との付き合いは避けたい」という思いが芽生える可能性もあります。
相手主人公を意識すれば
喜んでもらえる
私はゴルフの松山英樹さんを応援していて、「マスターズ前から調子が上がっていると本人が言っています。期待できますね」とSNSで紹介したことがあります。
すると「松山英樹はパッティングのスタッツがずいぶん悪いですね。そこ次第じゃないですか」という自分主人公のコメントをいただいたことも(ウンチクは自分の知識を誇るものなので、全て自分主人公とお考えください)。
この時に私は「自分主人公のコメントは、受け取ったほうのテンションがずいぶん下がるんだな」と感じました。そしてこのコメントへのお返事は、手短にすませたのを覚えています。
別の方は、
「野口さんのツイッターには、松山英樹愛をすごく感じます。私も一緒に応援します」
というコメントをくれて、こちらはテンションが一気に上がりました。