奥嶋 まずは、ヘッドスピード43m/sで2モデルを打ってみます。おりゃ!!!

奥嶋プロが「ステルス HD ドライバー」をヘッドスピード43m/sで試打奥嶋プロが「ステルス HD ドライバー」をヘッドスピード43m/sで試打 拡大画像表示
奥嶋プロが「ステルス ドライバー」をヘッドスピード43m/sで試打奥嶋プロが「ステルス ドライバー」をヘッドスピード43m/sで試打 拡大画像表示

鶴原 弾道を比較すると、「ステルス HD ドライバー」のほうが打ち出し角が高いですね。そのぶんキャリーがよく出ています。

奥嶋 どちらのモデルもロフト角9度とは思えないぐらい、打ち出し角が高い! とくに「ステルス HD ドライバー」はめちゃ球が上がります。ただし、スピン量はそれほど増えないので、理想的な高弾道かつ低スピンで飛ばせる弾道を打ちやすいですよ。

鶴原 球のつかまりに関しては、どうですかね? 僕が打つと、「ステルス ドライバー」はまっすぐか少しのフェード弾道。「ステルス HD ドライバー」だと、ライトスタンドに放物線を描くホームランという感じの弾道でした(笑)

奥嶋 そんな感じになりますよね。今回の弾道計測ではシャフトの先端側が緩くて球をつかまえきれなかったけど、感覚的には「ステルス HD ドライバー」のほうがオートマチックにヘッドがターンするのでドローを打ちやすい。とはいえ、これで一般的なドライバーと同レベルの球のつかまり感です。ステルスシリーズ自体がアスリート向けなので、もともとフェードバイアスが掛かっていますよね。

鶴原 スライスしがちなゴルファーは、「ステルス HD ドライバー」が第一候補になりそうです。球を右に飛ばしたくないけど、球の上がりすぎを抑えたいというゴルファーの場合は、「ステルス ドライバー」のネック調整機能を使ってアップライト側に設定して使うのもいいかも知れません。この調整で右へのミスは軽減できると思います。

奥嶋 では、次は僕のフルスピードで振ってみますね。シャフトが頼りなくて弾道が安定しないかも知れないけれど、まっすぐ打てるように頑張ります。おりゃ!