相続争いは「普通の家庭」が一番危ない――。誰もが相続でもめたくないと考えている。それでも「争族」が減らない理由の一つに、誤った知識の独り歩きがある。そして年間約1.4万件の争族の8割近くが、遺産5000万円以下の普通の家庭で起きている。特集『「普通の家庭」が一番危ない!相続完全ガイド』は、6月13日(月)から19日(日)の全14回にわたって、これまで5000人以上の相続税の相談実績がある相続専門税理士で、2021年に最も売れた相続対策本『ぶっちゃけ相続』の著者である橘慶太氏が、相続の超基礎知識から税務調査の裏側まで、家族を不幸にしないための相続の最新事情を徹底指南する。
#1 6月13日(月)配信
相続トラブル年1.4万件の8割は「遺産5000万円以下」、絶対に知っておきたい相続の基本ルール
親の死を巡る相続で、遺族に亀裂が生じることは珍しくない。年間で約1.4万件の“争族”の8割近くが、遺産5000万円以下の「普通の家庭」で起きている。相続で最も重要なことは事前の準備だ。絶対に知っておきたい相続の基本を解説する。
#2 6月13日(月)配信
税務署は「7月中旬」にやって来る!?相続税の追徴税額は平均943万円、税務調査の裏事情
「7月中旬」の税務調査に要注意!?相続税対策で欠かせないのが税務署対策だ。相続税の税務調査で追徴課税の対象になった場合、その額の平均は943万円だ。税務署は何を狙っており、いつ来るのか。税務調査の裏事情を解き明かす。
#3 6月14日(火)配信
相続税はいくら払う?遺産は自由に分けられる?相続の「超重要2大基礎知識」
相続税はいくらかかるのか。遺産は自由に分けられないのか。相続は断片的な知識で準備をすると痛い目に遭う。相続税と遺留分という相続トラブルを招きやすい超重要な2大基礎知識を押さえておこう。
#4 6月14日(火)配信
タンス預金は税務署に高確率でバレる!相続税の無申告者が今狙われる理由
税務署にタンス預金はバレますか?相続専門の税理士にはこんな相談がよく寄せられる。しかし、「タンス預金は高確率で税務署にバレる」という。税務署がタンス預金を見抜く理由と狙われるターゲットは何か。
#5 6月15日(水)配信
相続税の税務調査で調査官が疑いの目を向ける「怪しい通帳」の共通点
相続税の税務調査ではいったい何が狙われるのか。実は税務署の調査官が疑いの目を向ける「通帳」には共通点があるという。調査官が税務調査で目を光らせるポイントはどこか。
#6 6月15日(水)配信
国税庁がマーク!?相続「不動産節税」の落とし穴、タワマン・現物精算の罠!
相続税を節税するテクニックとしてよく利用される不動産。しかし、過度な節税に税務当局が目を光らせている。加えて相続ルールの改正で、不動産の現物精算を巡る新たなトラブルも生じ始めた。最新の相続の不動産事情をお届けする。
#7 6月16日(木)配信
親の通帳を管理したら、相続時に「預金横領」発覚!?疑われないための鉄板対策術
相続トラブルで実は多いのが「親の通帳管理」だ。故人の預金を横領していたことが発覚し、親族でもめるケースが後を絶たない。加えて横領していないのに、介護などで引き出した現金の使い道を疑われる場合もある。親の通帳管理を巡るトラブルの鉄板対策術を指南する。
#8 6月16日(木)配信
生前贈与でモメるケース続出!遺産の前渡し「特別受益」3つのポイント
生前贈与は“争族”を招きやすい三大要因の一つだ。遺産の前渡しとなる「特別受益」を巡るトラブルが続出している。残された家族がもめないためにはどうすればよいのか。特別受益の3つのポイントと生前贈与の注意点を解説する。
#9 6月17日(金)配信
家族が亡くなったら申請でもらえる・戻ってくるお金10選、埋葬料5万円、遺族基礎年金78万円…
大切な人が亡くなった後、残された家族には膨大な量の相続手続きが待ち構える。葬儀など費用もかかるが、負担を軽減するさまざまな制度もある。しかし、期限があり、申請を忘れてしまえば大損だ。申請すればもらえる・戻ってくるお金をまとめた。
#10 6月17日(金)配信
遺産をこの人には分けたくない!相続の「遺留分」を減らす4つの裏技
遺産を相続させたくない子どもがいる――。遺留分は法律で守られた相続人の権利であるため、親がこう願っても意図的に減らすことは難しい。しかし、手段がないわけではない。相続の遺留分を減らす4つの裏技とは何か。
#11 6月18日(土)配信
介護の苦労は、相続時に報われない!?献身的な子に報いる2つの方法
遺産分割を巡るトラブルの火種になりやすい「親の介護」。介護をしてきた子どもと、しなかった子どもの対立が続出している。しかし、介護で苦労した子どもが多く相続したいという願いはなかなか認められない。どうすれば献身的な子どもに報いることができるのか。
#12 6月18日(土)配信
親の認知症による相続トラブル増加中!遺言書の「無効」を避ける対策
認知症患者数の増加に伴い、認知症に関わる相続トラブルも増加している。認知症によって意思能力がないと判断されてしまえば、遺言書や生前贈与などは全て「無効」になってしまう。相続対策を無効にされないためには何をすればいいのか。
#13 6月19日(日)配信
生前贈与、生命保険加入、不動産…「相続3年前」から始めたい対策リスト
相続で大切なことは事前の準備だ。いつまでに何をしておけばいいのか。生前贈与や不動産の購入、生命保険の加入など、相続開始3年前、1年前、相続開始後の3つのステージそれぞれで、相続対策としてやっておくべきことをリストにした。
#14 6月19日(日)配信
遺言書は「自筆」でも大丈夫?偽造・紛失トラブルを避けるテクニック
遺産の分け方に故人の思いを反映できる遺言書。自筆遺言書は簡単に作成できるという利点がある一方で、遺言書が無効になってしまったり、紛失や偽造などのトラブルを招いたりすることも少なくない。遺言書を巡るトラブルを避けるためのテクニックを伝授する。
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