また、製品デザインのヒントやインスピレーションを得るような使い方も有望に思える。例として、ゴッホ、ピカソ、エットーレ・ソットサス(ポストモダンを代表するデザイナー)、マリオ・ベリーニ(オリベッティのタイプライターなどのデザインで知られる建築家・デザイナー)のスタイルを指定して、ウクレレをデザインさせてみたのが以下の作例だ。
そのまま製品化できないまでも、普通の発想では得られない外形やディテール、表面処理などに関するアイデアが盛り込まれており、大いに想像力をかき立てられる。これらを元にして専門家が実際の楽器を制作すれば、今までにない製品を生み出せる可能性がある。
ミッドジャーニーAIは、身近なところで人間の補佐役やパートナーとなっていくAIの、一つの原型を示しているのかもしれない。