神田昌典氏25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』(コピ全)が話題だ。
「3520円はタダみたいなものだ」(5万部突破『売上最小化、利益最大化の法則』著者・木下勝寿社長)
「売上アップに直結する100のコピーライティング技術を体系的に指南。まさに「大全」の名にふさわしい実践マニュアル」(書評専門誌『トップポイント』)
Webマーケティングは高度化、複雑化の一途だ。Webマーケティングの専門家も、巷にあふれている。そんな中で、クライアントの成果を上げ、自らの報酬を上げられるWebマーケターはどこが違うのか?
スマホ時代に売れる要素を体系的に網羅した『コピ全』著者に聞いた。
過酷なWebマーケティングの世界
まず、Webマーケターとデジタルマーケターは、一般的には、Webに限定されるかどうかの点で違うと理解されている(ここではマーケッターではなくマーケターを使う。
またGoogleトレンドでは、Webマーケターのほうがデジタルマーケターよりはるかに検索数が多いので、Webマーケターとしている)。
だが、ここでは、両者共通の問題として、Webマーケターを代表例にする。
Webマーケティングの世界は過酷だ。
技術は日進月歩。すぐに新しいツールが出てきたり、アップデートされ機能が更新されたり、その都度、自らの知識と技術を対応させていかなければならない。
そうやって、日々目まぐるしく変わるツールと格闘していると、ついハマってしまう落とし穴がある。
それは、Webマーケティングの根幹となっている原理原則の部分を忘れてしまうことだ。
しかし、これは落とし穴としては浅いほうで、あまり問題ではない。
なぜなら、気づいて思い出せばいいからだ。
もっと深刻な落とし穴は、Webマーケティングで使う数字しか見ておらず、マーケティングの根幹をしっかり理解できていないパターンだ。
コンバージョンを上げるために、A/Bテストを繰り返し、その数値結果を見て改善するのがWebマーケターの真骨頂だと思っているとしたら大間違いだ。
それでは、単なるオペレーターにすぎない。
A/Bテストを繰り返すこと自体は必要なことだ。
しかし、やっているのは本当にA/Bテストか?
A/A'テストを繰り返しているだけになっていないか?
そもそも売れないコンセプトのものを、表現を部分的にいくら変更しても効果は知れている。
大きな成果につながるA/Bテストをやるためには、マーケティングの根幹の理解が不可欠だ。
マーケティングの根幹とは?
では、マーケティングの根幹とは一体何か?
それは、ズバリPMMだ。
PMMとは「Product Market Matching」のことで、
売り手が提供する価値と買い手のニーズをピッタリ合わせることだ。
「何だPMF(Product Market Fit)のことか」と思ったあなた。
実は同じではない。
何が違うのか?
それは、どうやったら、プロダクトとマーケットをマッチさせることができるのかという方法論にまで落とし込んでいる点だ。
では、その方法論とは何か?
それを表すのが次の問いだ。
「誰が・何をして・どうなった?」
これがマーケティングの根幹だ。
これを明確なコンセプトとして決めることが、売れる核心なのだ。
「誰が」=ターゲットの明確化
「何をして」=ポジショニングを踏まえた商品・サービスを明確化
「どうなった」=ベネフィットの明確化
バカバカしいくらいシンプルだが、Webマーケターのあなたなら、これがそれほど容易でないことは想像できるだろう。
そもそもターゲットとベネフィットがズレてしまっているときに、微妙に表現を変えても何の意味もない。
さらに、「誰が、何をして、どうなった?」について、クライアントを含めて掘り下げることが必要不可欠だ。
そのスキルがないと、デジタルツールがいくら使いこなせても、単なるオペレーターに過ぎない。
ツール自体が高度化・複雑化すればするほど、ツールの使いこなし自体に意識が向いてしまう。
その結果、売れるために、本当に考えなければならないポイントが見えなくなる落とし穴にハマってしまうのだ。
クライアントの成果を上げ、自らの収入を上げるためには、マーケティングの根幹をしっかりと押さえておくことが必要不可欠だ。
(P.S)
ベネフィットやPMMをはじめ、スマホ時代の売れる技術をマスターするのに最適なのが『コピーライティング技術大全』。東証プライム上場で現役マーケッターである木下勝寿社長(北の達人コーポレーション)が「3520円はタダみたいなものだ」と絶賛している。
下記が木下社長の連載。
【第1回】【東証プライム上場社長で現役マーケッターの木下社長が教える】ネットですぐ使える「言葉・文章のつくり方」が漏れなく学べる最強の一冊
【第2回】【東証プライム上場社長で現役マーケッターの木下社長が教える】集中力『8秒』時代のスマホユーザーに刺さる全技術を学びたいなら、絶対に読むべき1冊
【第3回】【東証プライム上場社長で現役マーケッターの木下社長が警告!】スマホ時代、“コピ全”を読んだ若手がベテランを一気に追い抜くワケ
【第4回】【東証プライム上場社長で現役マーケッターの木下社長が明かす】売れるコピーライティング力が自動的に上がる、たった1つの習慣
【第5回】【東証プライム上場社長&現役マーケッターが解析】データから「人間感情」を読み取れる人、読み取れない人の決定的な違い
【第6回】【東証プライム上場社長&現役マーケッターが教える】一瞬で思い込みを捨てる、たった一つの習慣
【第7回】【東証プライム上場社長&現役マーケッターの木下社長がコスパ3520%と断言した本って?】40、50代でもビギナーズラックを享受できる人とできない人の決定的な「差」
【第8回】【東証プライム上場社長&現役マーケッターの木下社長が明かす】読んでウズウズしないとマズい、コスパ3520%の“千載一遇本”
【第9回】【効果絶大】仕事が遅い人が「すぐやる人」に変わる、たった1つの習慣
【第10回】【効果絶大】4時間の読書で得られるもの=「400時間の作業」と「ABテスト100回分」の削減!3520円がタダに思えてくる最強の一冊
【第11回】【効果絶大】木下式「ファンダメンタルズコピーライティング×テクニカルコピーライティング」の極意
あなたもこの技術を社員に身につけさせ、ネット広告で大金をドブに捨てないようにしませんか?
『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』は「売上アップ」のノウハウがこれでもかと詰まっています。ぜひチェックしてみてください。