「腕立て伏せ」の有効性とメリット

 カナダの科学者たちによる最近の研究によると、普段の筋トレメニューに「腕立て伏せ(プッシュアップ)」を追加することは、「腕立て伏せ」の正しいフォームを維持するために体幹を長い時間働かせるので、腹筋を鍛えるのにも非常に効果的であると発表されています。

 もちろん、その効果を最大限に得るためには、正しいフォームで行うことが大切です。そこでこのトレーニングの効果を最大限得られるようにするために、トレーナーのルーニー氏に教えてもらいました。

 彼のヒントを活用して望ましいフォームをマスターし、「腕立て伏せ」に隠れる潜在能力を大いに発揮してください。そうして理想のボディーを手に入れましょう。なんと言っても、ジムに行くことも器具も必要ないのです。

【初心者向け年齢別指標】
「腕立て伏せ」の回数は何回できれば良い?

腕立て伏せGetty Images

 自分の年齢でどの程度の数をクリアできたらいいのか? 気になる人も少なくないでしょう。怪我や運動能力に問題がない限り、初心者の場合このくらいの数値を目標としてください。

 もちろん、それ以上の回数を行うことが可能なトレーニーは別です。望ましいフォームで、最後まで続けてください。

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《初心者向け/年齢別「腕立て伏せ」目標回数》
・20代: 22~28回
・30代: 17~21回
・40代:13~16回
・50代 10~12回
・60代: 8~10回

 それでは、下記からは応用編として効果的な全身トレーニングに変える「腕立て伏せ(プッシュアップ)」5種類のやり方をご紹介します。