服を愛する人向けクローゼット革命(2)
「置いておく」をアップデート

「忘れても大丈夫なクローゼット」にするには「大事な服ほど見えるようにしまう」必要があります。見えないモノほど忘れやすくなるからです。

「着る服」からしまっていく
(1)で分けたモノを「着る服」から順に場所取りしていく。これが最大のポイントです。他の場所の片づけもそうですが「使わないモノから詰めていって、最後に使うモノ」という順序でしまっていくと、ほとんどの場合、使わないモノで収納の大半が埋まってしまいます。「今着る服」「着るけど今じゃない服」をしまった後で、「迷う服」をできるだけコンパクトに、邪魔にならないところに逃すように入れていくと、驚くほど使いやすいクローゼットになります。

「掛ける収納」を優先する
着こなしを楽しみたいなら、「今着る服」はできるだけ「ハンガー掛け」にするのがおすすめです。引き出しの方が量をさばけますが、しまうと見えなくなるのが痛いところ。忘れやすくなりますよね。私が知っているご家庭は、Tシャツまで全てハンガー掛けしていました。

 既存のクローゼットに納まり切らない場合は、外側にハンガーラックを増やすと良いでしょう。『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』では、壁面をクローゼット化する方法も解説しているので、参考にしてみてください。