回すスピードや期間は、仕事の内容によって当然、様々です。

 ただ、ひとつ言えることは、すべての成果は「今日何をやったか」の積み上げの結果でしかない、ということです。

 それはどんな仕事であれ、何であれ違いはありません。

 計画を立てた。それをいつやるかという予定に落とす。それが今日だった。その結果を踏まえて、次の手を打つ・改善する。

 この試行錯誤のプロセスこそが成功への道なのです。

 そんな「今日やったこと」をいつ振り返るのか?

 もちろん「今日」でしょう!

「鉄は熱いうちに打て」とも言います。

 振り返るタイミング、評価のタイミングを逃してしまえば、その日覚えていた課題や気づきは、失われていきます。

今日のうちに振り返らないと
次につながらない

「エビングハウスの忘却曲線」はご存じですよね?

 ドイツの心理学者であったヘルマン・エビングハウスは、人が意味も関連性もないアルファベットの羅列を、ひたすら覚えたあと、どのくらいのスピードで忘れてしまうのか、という実験をしました。

 それによると、人は一日経つと74%を忘れるそうです。