あらゆることは脳には記録されません。今日覚えたこと、見たこと、聞いたことの半分以上は明日になったら忘れているのです。
実際、昨日食べたものさえも、「昨日、何食べた?」と聞かれたら、ほとんどの人はすぐには思い出せないはずです。
それを防ぐ手立ては、「今日のうちに振り返ること」です。「今日やったこと」は今日振り返らなければ、次につなげられません。
試行錯誤の回数が多いほど
結果は出やすくなる
ビジネスの現場では当たり前のようにやっていますよね。日報を書くことだったり、上司への報連相だったり、営業支援システムへのデータ入力だったり……。
でも、日報を書いて終わり、報連相をして終わり、データ入力をして終わり、なんてことになっているのではないでしょうか。
ちゃんと振り返りましょう。PDCAを回す仕組みを手にしましょう。
そして、PDCAを回すなら、12回より52回、52回より365回のほうがいいのです。PDCAの回数が増えれば、サイクルの速度は上がります。
すなわち、高速でPDCAを回していくこと、つまり試行錯誤の回数が多くなるようにすれば、成長速度が上がるので、自ずと結果が出やすくなるのです。