27週間で約18kgの減量に成功|60歳からの「筋力増強」とメリット
当初は週に3回ほどジムに通って全身運動で汗を流し、それとは別に毎日1万歩を目標にしてウォーキングを続けました。
2~3カ月が経った後、週末のメニューとして上半身をターゲットにしたジムでのトレーニングが追加されました。トレーナーに組んでもらったカスタムトレーニングを2種目、交互に行いながらジム通いを続けました。途中、所用により1カ月間ほど家を離れなければなりませんでしたが、その不在の間はアプリを頼りにトレーニングを続行しました。
呼吸の大切さを実感し、またトレーニングではターゲットとする筋肉群に集中するなど、多くのことを学びました。集中して正しいフォームで行なうことで、より重いウエイトを持ち上げることができる…ということも知りました。
食生活の改善、初めてのウエイトトレーニング、ウォーキングの歩数を増やす…などなど、多角的なアプローチを行いました。そんな中、なによりの支えとなったのがパーソナルトレーナーとの1対1の関係です。私にとって、これこそ成功への近道でした(もちろん、全員におすすめするわけではありませんが、プロに頼るのも一つの手です)。
27週間という期間で約18.2kg(40ポンド)の減量に成功し、体脂肪率は22.5パーセントから10.9パーセントにまで低下しました。
スピードとスタミナを実感したことも驚きでした。エスカレーターを駆け上がっても、重いゴルフバッグを担いで18ホールを回っても、「全く」と形容していいほど疲れを感じなくなったのです。有酸素運動による身体能力の向上もあったでしょうが、息が切れるほど行ったウエイトトレーニングの効果が絶大でした。
これは私自身の気持ちの問題でもあるのかもしれませんが…、理想とかけ離れた体形を自分で卑下(卑下)することも、なくなりました。気に入った服の試着だって、もう怖くありません。自分に対し、明らかに自信を取り戻すことができたのです。
達成感はひとしお。次なる目標は、今の体重を維持しつつ筋肉をさらにつけることです。すでにかなりの前進ですが、まだまだスタート地点に過ぎません。
Source / Men’s Health US
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。
Text by Jesse Hicks and Hikaru Sato