SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超え、代表作の『1%の努力』は46万部を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。彼の最新刊『99%はバイアス』では、「ブレイクの秘訣」を明かし、「どうすれば影響力を持てるのか?」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか?」などをマジメに語った。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)
「わからないもの」はある?
あなたは、日常生活で「わからないもの」を調べていますか。
スマホやネットの普及により、私たちは、簡単に調べることができます。
テキストが面倒でも、動画でサクッとわかるようになっています。
この世は、わかりやすいサービスで溢れかえり、「わかりにくいものは存在しないのと同じ」「わかりにくい側が悪い」という価値観になっています。
ただし、本当に人生で役に立つ考え方は、「わかりにくいもの」や「難しい抽象的な概念」だったりします。
そういうものを勉強をしていると、「わからない」と思ってしまう壁があらわれる瞬間があります。
そのときに、どういう習慣があるかが、頭の良さにつながるのです。
「考え続ける」ができない人
「わからない」と思った瞬間に、どんな態度を取りますか。
もしかすると、瞬間的に「興味ないや」と思ってしまっていませんかね。
3歳~10歳くらいまでなら、自分が興味を持ったことは、とことん調べます。
自分が納得するまで、親に聞いたり、考え続けたりしたはずです。
でも、それが大人になるとできなくなるんですよね。
それを乗り越える方法があります。
「わからない」ものに出会ったときに、「いい暇つぶしができた」と考えてみてください。
タダで時間が潰せるコンテンツに出会ったのです。
そう考えたら、とことん調べてみようと思えないでしょうか。
「知らない」を認めよう
第三者の人に、「知りません」「わかりません」と、自分がわかっていないことを認めることはできますか。
これって、意外と多くの人ができません。
多くの人が「わかったフリ」をしたり「興味ないから」という言い訳を使います。
しかし、本当に頭が良くなりたい人は、「ここがわからない」「ここが理解できない」と、食い下がっていくべきだと思うんですよね。
その一瞬の判断で、未来の自分の知識量が変わるわけです。
僕なら、「知らない」をそのままにするのは、もったいないと感じます。
めんどくさいからといって学ぶことから逃げているのなら、そのクセは直したほうがいいと思いますよ。