シリコンバレー銀行の経営破綻は、米銀の破綻では資産ベースで過去2番目の規模となった。親会社の銀行持ち株会社SVBファイナンシャル・グループの預金額は3四半期連続で減少していたが、破綻前日の9日には顧客が総額420億ドルもの預金を引き出そうとし、状況はさらに悪化した。米連邦預金保険公社(FDIC)はSVBを管理下に置き、預金保護のために預金保険ナショナル・バンク・オブ・サンタクララを創設。FDICによると、SVBのすべての預金は新設された銀行に移管された。FDICによると、保護対象の預金にはアクセスが可能。保護上限を超えた分の預金には管財人であるFDICの認証が付与されることになる。SVBの大半の預金は保護対象外だった。
シリコンバレー銀破綻 チャートで見る
米銀破綻で過去2番目の規模
有料会員限定
あなたにおすすめ