「主体性」がやり抜く力を支える
主体性のメリットとして忘れてはならないのが、「最後までやり抜く」力です。
私はよく「コミット」という言葉を使います。日本語にあえて訳すとしたら、「やり抜く覚悟」「欲しい結果を出す責任」とでもいうのでしょうか。
ボーク重子 著
自分らしいキャリア構築にコミットするからこそ、あなたはこの本を手にしています。それはどういうことか? 何としても自分らしいキャリア、生き方を構築していくという覚悟があるということです。そして、その覚悟を結果として出していく責任を負うということです。
あなたは、誰からも「やりなさい」なんて言われていません。それなのに、この本を手にしています。
それは、自分で考えて、探し求め、選んで、行動に出た結果です。これが主体性、そして主体的行動です。あなたはすでにそれを経験しています。あとは、これを意図的につくり出し、繰り返していけばいいだけです。
主体的であるときは、行動の結果にも自分で責任を持ちます。「この程度でいいや」「言われたことはやった」ではなく、より良い結果を手にしようとします。
だからこそ、何があってもやり抜く。主体性こそが私たちをゴールに導く鍵なのです。