NISAの二大巨頭「楽天証券とSBI証券」はどっちがお得?徹底比較!写真はイメージです Photo:PIXTA

2024年からスタートする新しいNISA(少額投資非課税制度)。年間投資額の引き上げや非課税保有期間の恒久化などの改善点が歓迎され、今から注目の的となっている。多くの金融機関が「ぜひうちでNISAを始めましょう」とアピールしているが、現状の口座数をがっちり抱えているのがネット証券だ。なかでも、二大ネット証券と呼ばれるSBI証券と楽天証券の存在感が大きい。これから始めようと考えている投資初心者はもちろん、既にNISAを始めている人も見逃せないポイントを解説しよう。(消費経済ジャーナリスト 松崎のり子)

なぜNISAは、楽天とSBIが「二台巨頭」なのか

 新しいNISAを始めるには、どこの証券会社を利用したらいいのか、24年に向けて今悩んでいる人も多いだろう。既にNISAを始めている人も、24年版NISAを始めるには、今のNISA口座とは別の口座を開く必要がある。そのタイミングで証券会社の乗り換えも起こるだろう。

 そこで、今回は二大ネット証券と言われるSBI証券と楽天証券の間で悩む利用者にとってベターな選択ができるよう、2社それぞれの特徴や強みを比較してみたい。

 楽天証券の決算説明会資料によれば、全証券会社における同社のつみたてNISA口座のシェアは、22年9月末時点でなんと56.3%だという。NISA全体の口座数でも1位・2位を楽天証券・SBI証券の順で固めており、ほぼこの2社が押さえているといっていい。

 理由は簡単で、野村證券やSMBC日興証券など大手対面型証券にとって、一般NISA120万円、つみたてNISA40万円という「少額」の年間投資枠は自社の大口顧客には物足りず、熱心に取り組むメリットがないからだ。