儲かる農業 下剋上#3

ダイヤモンド編集部は、1738人から回答を得た「担い手農家アンケート」で、農業のプラットフォーマーとして期待できる企業を選んでもらい、ランキングを作成した。食品のサプライチェーンを牛耳るのはどの陣営か――。特集『儲かる農業 下剋上 ピンチをチャンスに』の#3では、食品業界のメーンプレーヤーたちによる覇権争いの趨勢に迫る。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文)

農業プラットフォーマー1位は神明
三菱商事、ソフトバンクは何位?

 担い手農家アンケートでプラットフォーマーの候補としたのは、農産物の生産から流通、販売までを一貫して支援することで付加価値を上げようともくろむ9陣営だ。各陣営ともハブとなる企業が、データ解析や人工衛星などを得意とするテック企業など異業種と提携し、覇権争いに参戦している。

 このランキングは、毎年順位の入れ替わりが激しいのだが、今年は“下剋上”といっていいほどの変動があった。前回8位だった米卸の老舗、神明ホールディングス(HD)が、得票数を1.9倍に伸ばしてトップに躍り出たのだ。

 次ページでは、「農家が決める『農業プラットフォーマー』ランキングの全貌を明らかにするとともに、トップに上り詰めるための各陣営の戦略、覇権争いの趨勢に迫る。

 昨年のランキングで健闘した三菱商事、トヨタ自動車、NTTはそれぞれ何位にランクインしたのだろうか。