なぜ、そんなことをする必要があるのか?

 まず、モチベーションに大きく差が出ます。人は、やらされる仕事にはストレスを感じます。やる気が出ません。つまらないからです。

 同じ仕事でも、自分が主体となってやっているとモチベーションが大きく、前向きな姿勢で取り組むことができます。楽しさが天と地ほど変わってくるのです。どうせやるのであれば、楽しくやった方がストレスも疲れも少なくて済みます。

 特に、誰もが嫌がるネガティブな仕事をする時は、「えー、嫌だな、でも仕方ないか……」ではなく、「よし、私がやろう!」という気持ちに切り替える。どうせやるのであれば、その方が明るく前向きに、気持ちよく取り組むことができますよね。

 次に、自分の成長に繋がります。受け身でない仕事とは、自分で考える仕事です。

 何事も自分のフィルターを通して、自分が関わることによるベネフィットを付け加えるのです。そのためには考える必要があります。創意工夫をする習慣がつくのです。

 100%ではなく、常に120%にする。それを続けていると、いずれ癖になります。こうなると強い。どんどん成長していけます。

 そして、人を巻き込めるようになります。受け身ではなく、自分のオリジナルの仕事をしていると信用してもらえるようになるのです。周りの人の事を考えて、皆がより良く、便利になるような工夫をしてくれる人。そんな人は大切にしたい。自然な流れです。いざと言う時に、周りの皆が協力してくれるようになります。

 受け身の仕事なんてやめましょう。何よりつまらない。どうせやるなら、自分主導の仕事にしちゃってください。ちょっとした思考の変換をするだけで、びっくりするくらい機嫌良く、楽しく仕事ができるようになりますよ。

大事な人と過ごす時間を
最優先に

 加えて断つべきものは、気の乗らない誘いもそうです。日々、色々なお誘いがあります。友達との飲み会や遊びの誘い、会社や仕事上の付き合いの会食やゴルフなど、休日が潰れてしまうようなお誘いもありますよね。

 やりたい事は沢山ある。でも、時間は限られている。そんな中でやりたくないことに時間を使っていると、大きなストレスになってしまいます。