小学生の6人に1人が便秘?
各家庭の対応に課題

 一方、子どもの腸内環境に目を移すと、気になる調査結果が発表されています。

 NPO法人「日本トイレ研究所」が2017年に行った「小学生の排便と生活習慣に関する調査」によると、「排便頻度が3日に1回以下」などの5つの診断基準のうち2つ以上に当てはまる便秘状態の小学生は6人に1人(16.6%)。1つ当てはまる便秘予備軍まで含めると、3人に1人を超える(37.3%)という気がかりな実情が分かりました。

 そうした中、妊婦や育児向けアプリを提供する「カラダノート」とAuBがメルマガ会員656人(全国の2~6歳児のパパ・ママ)を対象に行った2022年のアンケートでは、約8割の親が「子どもの腸ケアに関心を持っている」と回答。

 ただ、その実践に関しては「自分なりに行っているが自信はない」と「やり方が分からず行っていない」という人が63%を占め、適切な方法が浸透していないことも浮き彫りとなっています。

子どもが6歳になるまでに「腸活」すべき理由、アスリートの腸から得たヒントとは提供:AuB
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 それだけに、鈴木さんのもとにも「子ども向けの商品を」と望むユーザーの声が多く寄せられ、今回の「キッズベース」発売を後押ししたそうです。

子どもの腸活は
「親が贈るギフト」

 同商品は、ヒトの腸内に定着する菌が「2~6歳ごろに固まる」という知見をもとに、小さな子どもでも口にしやすいよう開発。無味無臭の粉末状で、ジュースや料理などに溶かせば、約30種の善玉菌とそのえさになる食物繊維を摂取できるのが特徴です。

 これを「aub for kids(オーブフォーキッズ)」ブランドの第1弾と位置付け、さらに「腸活スープ」などの子ども向けラインアップを広げていく計画だと言います。

子どもが6歳になるまでに「腸活」すべき理由、アスリートの腸から得たヒントとは子どもが摂取しやすいよう工夫した粉末状の腸活食品「キッズベース」

「子どもは自分の食事を自分で選ぶことができない。だから、良い腸内環境を作ってあげることは子どもへの大切なギフト」だと、鈴木さんは訴えます。

 少子化が進む中、子どもたち一人一人のポテンシャルを最大限に引き出すためにも、健康の基盤となる腸内環境を整えていくことが日本の将来を明るく照らすのかもしれません。

(金川俊以/5時から作家塾®)