「多く書いて、あとで削る」が
いちばん速い
文章のボリュームも、気にすることはありません。
2000字と指定された文章を、3000字書いてしまってもいい。
「多く書いてから、あとで削る」ほうが勢いが出ますし、結果的に速く書き終えることができる。
最初は、誤字も表現も気にせず、一気に書き切る。
「あれ、さっき何を書いたっけな?」と後戻りしない。
書くべき素材を用意したのだから、とにかく最後まで書き進める。
私は、3000字のweb記事なら1時間、1冊の本なら4~5日で書き上げますが、これは、推敲を前提にして、いきなり完成原稿を作らないからできることです。
読者と目的を決めて、素材を集め、整理して組み立てて、あとは一気に書く。ここまでを流れるように走りきれるかどうかが、書くスピードを大きく左右します。
なお、どんな素材を集めるべきか、集めた素材をどう構成すれば「わかりやすい文章」になるのか、という点については、『超スピード文章術』で独自のノウハウを紹介していますので、ぜひご覧になっていただき、使い倒してください。