アニメーション映画の風景の面影を求めて

映画の「聖地巡礼」ができる海外旅行スポット大公開!ハリポタ、ハウル、007...【写真付き】『ハウルの動く城』の風景はフランスのコルマールが参考にされた

 3つめの特集テーマは「アニメーション映画の風景の面影を求めて」。日本を代表するアニメーション映画であるスタジオジブリ作品の名作の数々は、どの風景にインスピレーションを受けたのか。スタジオジブリへのインタビューをした上で、作品を作る上で“参考にした場所”を紹介しています。インタビュー記事と合わせて読めば、新たな発見があるかもしれません。

場所だけでなく時間も旅できるのも映画の魅力

映画の「聖地巡礼」ができる海外旅行スポット大公開!ハリポタ、ハウル、007...【写真付き】イースト・サイド・ギャラリーとして残されたベルリンの壁

 映画の魅力は、場所だけでなく時間も旅できる点にもあります。例えばアメリカのページで紹介している『ウエスト・サイド物語』は都市開発中のウエストサイド・マンハッタンが、ヨーロッパのページで掲載している『ベルリン・天使の詩』は東西に隔てられたベルリンが舞台となっていて、時代の経過とともに変化を遂げ、今では同じ景色は見られません。しかし、映画で当時の風景を知れば、その場所に刻まれた歴史を感じとることができるでしょう。戦争映画を見れば、マナーをもってその地を訪れようと思うかもしれません。そして、同時に今見ている風景は今しか見られないものかもしれないと、旅の一瞬一瞬を大切に思えるのではないでしょうか。この一冊が、より深く旅を楽しむための役に立ちますように。

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
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映画の「聖地巡礼」ができる海外旅行スポット大公開!ハリポタ、ハウル、007...【写真付き】

※本記事は『地球の歩き方』からの転載記事です。