たとえば、「バタバタしている朝の準備」という問題を、「起床」「トイレ」「洗顔」「歯磨き」「朝食づくり」「食事」「テレビのニュースチェック」「後片づけ」「髪のセット」といったパーツに分けて、自分がふだんどのような行動パターンで動いているかをフローチャートに書き出してみる。
たとえば、「洗顔」→「朝食づくり」→「食事」→「歯磨き」→「テレビのニュースチェック」→「髪のセット」→「後片づけ」というように動いていたら、キッチンやリビングと洗面台を何度も往復していることがわかる。
この場合、行動の順番を入れ替えることで時間のロスを減らすことが可能だし、テレビのニュースをスマホで見るようにすれば歯磨きをしながらリビングに移動することもなくなる。汚れた皿がシンクに置きっぱなしになるという問題も、時間調整が可能な髪のセットを最後に持ってくれば解決できるかもしれない。
このように自分の行動パターンを細分化して再構築することで、まだまだ24時間は有意義なものになるのだ。