家康や四天王の魅力を表現した
映えるパフェは味も本格的!
1927年より岡崎城の隠居曲輪に店を構える「いちかわ」は、三河もち豚の味噌かつをはじめとした八丁味噌料理が自慢の店ですが、「徳川家康公パフェ」や「徳川四天王パフェ」などの甘味も人気です。
「徳川家康公パフェ」は、苦い経験も数多くしてきた家康の生涯をイメージし、愛知県西尾産の抹茶を使用。生クリームの下には、北海道産小豆を使い甘さ控えめに炊いた自家製のあんこと、抹茶アイスが入っています。グラスの中は抹茶ソースと寒天のため、最後までさっぱりと食べられます。
パフェを作り始めたのは、10年ほど前のこと。岡崎公園を拠点に観光をPRする「グレート家康公『葵』武将隊」が誕生したのを受け、「自分たちも地元・岡崎を盛り上げるために役立ちたい」と思ったのがきっかけだったそうです。
それから、3代目の市川桂栄(かえ)さんは家康や三河武士について勉強し、甲冑のデザインだけでなく、それぞれの武将の生涯や人柄をイメージしたパフェを、試行錯誤しながら作り上げました。
「武将隊のファンの方や歴史好きな方に、たくさんアドバイスをいただきながら、皆さんと一緒に作り上げました」と桂栄さんは微笑みます。
「おいしく可愛らしいパフェを通じて、一人でも多くの方に、家康公や三河武士、ひいては岡崎の街に興味を持っていただけたらと願っています」と、桂栄さんと一緒に店を切り盛りする娘の小川妃かり(ひかり)さんは話してくれました。
今回めぐったった岡崎城や大河ドラマ館だけでなく、岡崎市内には、家康や三河武士ゆかりのスポットが数多く点在しています。
岡崎公園を満喫した後は、ぜひ市内のスポットにも足を伸ばしてみてください!