ARやジオラマ、映像で
江戸時代の岡崎を体感
岡崎城の歴史を紹介する2階に対して、3階では城下町として、東海道の38番目の宿場町として発展してきた、岡崎の街の歴史を中心に紹介。
AR(拡張現実)とジオラマを組み合わせた展示により、石工品や鋳物など、岡崎の伝統産業について楽しみながら学べます。
この他、八丁味噌や和ろうそく、三河花火など、今も脈々と受け継がれる伝統産業が、岡崎で栄えた背景なども紹介されています。
4階は、壁3面と床のスクリーンに、江戸時代の岡崎を再現した映像が映し出され、当時にタイムスリップしたかのような体験ができる「岡崎城シアター」となっています。床に表示されるアイコンを足で踏むと、映像が次々と変化。投影される映像の世界に入り込みながら、江戸時代の岡崎を体感できます。こちらで流れる映像コンテンツは、今年の8月に新しく変更されたばかりのため、一度訪れたことがある人も、また違った世界観が堪能できます。
最後に5階に上がると、360度にわたり現在の岡崎の街並みを一望できます。
「岡崎城が造られる前から始まり、家康公の時代、城下町や産業が発展した江戸時代を経て、現在の岡崎につながる。そんなストーリーを、1階から5階までの展示を見ながら感じてもらえたら嬉しいです」と、岡崎城を管理する一般社団法人岡崎パブリックサービスの鶴田智也さんは話します。