「どうする家康」の世界が目の前に!
1年間限定の大河ドラマ館

「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」は岡崎公園内にあり、天守から歩いて5分ほどで到着。もともとこの場所にあった「三河武士のやかた家康館」を生かし、 2024年1月8日までの期間限定施設としてオープン。

『どうする家康』の世界にタイムスリップできる、岡崎城と食べ歩きの旅岡崎公園の大手門を入ってすぐ Photo by M.S.

 来場者は、8月末時点で35万人を突破。

 三河武士のやかた家康館のコロナ前の年間来場者数が10万人前後だったのと比べると、約6倍のペースで人が訪れています。

 この施設は、1階と地下1階に大きくわかれており、1階には出演者の相関図や、一緒に記念撮影ができる等身大パネル、大河ドラマに登場する衣装、小道具などを展示。

 ここでしか見られない出演者インタビューやメイキング映像、主演の松本潤さんが岡崎を訪れ、家康ゆかりの地を巡った際の写真展示なども行われています。

『どうする家康』の世界にタイムスリップできる、岡崎城と食べ歩きの旅7秒ごとに表示の人物が入れ替わる「デジタル等身大パネル」 Photo by M.S.

 一方、地下1階は、三河武士のやかた家康館の展示を生かした史実展示が中心で、家康の先祖である松平八代の足跡から、家康の一生、それを支えた三河武士たちの歴史までを知ることができます。

「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館は、入ってすぐ『大河ドラマ入門編』の展示をご覧いただいた後、地下1階の史実展示から巡るようにルートが設定されています。まずは、家康の一生や、共に天下を統一し江戸幕府を支えた三河武士の歩みを知っていただくことで、1階の大河ドラマの世界観をより深く、また違った視点から楽しんでもらえると考えています」と、岡崎市「どうする家康」活用推進課の副課長である三原裕之さんは話します。

『どうする家康』の世界にタイムスリップできる、岡崎城と食べ歩きの旅地下1階には、家康の金陀美具足(複製品)も展示されている Photo by M.S.