新規参入ラッシュで群雄割拠のEV充電インフラ業界。長期連載『エネルギー動乱』の本稿では、この世界では“古株”にあたり、三菱商事や北海道電力などが出資するベンチャー、ユアスタンドの浦伸行社長が自社の強みや業界展望を語った。(ダイヤモンド編集部 土本匡孝)
2018年に参入のユアスタンド
浦社長はソフトバンクOB
新規参入ラッシュのEV充電インフラ業界は、各社が得意分野での「実績アピール合戦」の様相だ。
ユアスタンドは「自宅充電・職場充電の導入台数ナンバーワン」とアピールするEV充電の専業系ベンチャー。2018年の参入とまだ歴史は浅いものの、この業界では“古株”になる。
同社は自宅での基礎充電(普通充電)を主戦場としており、三菱商事や北海道電力が出資している。10月からは急速充電サービスも始めた。
ソフトバンク出身で同社を率いる浦伸行社長が8月上旬に取材に応じ、自社の強みや業界展望を語った。