予定が変更になってしまったとき、損するリスクを減らすコツ
ネット予約は変更がしやすい

 急用で予定していた新幹線に乗ることができない……そんなアクシデントを経験したことがある人も多いかと思います。ここではそんなときに役立つ、払戻手数料で損するリスクを減らすコツを紹介します。

 まず、自由席を使う場合は乗車する直前に予約しましょう。自由席は売り切れることはないので、確実に乗るであろう当日の予約のほうが払い戻しが発生するリスクを軽減できます。

 指定席の場合は払い戻しをすると手数料がかかりますが、ほかの日程へ変更するという方法もあります。その際、ネット予約サービスを利用しているとより柔軟に変更が可能です

 JR東日本が運営するサービスである「えきねっと」は、交通系ICカードでの改札入場前もしくはきっぷの受け取り前で、予約した列車の指定日の3カ月以内であればオンライン上で何度でもほかの日程に変更ができます。紙のきっぷを発券している場合は払い戻し手数料が高くなり、変更も1度までです。

 また、当日乗るつもりだったが間に合わなかったというケースでは、特急券は無効となり払い戻しできなくなりますが、後続の列車の自由席に乗車できるという救済措置もあります。ただし、早割の商品などに後続列車への乗車は不可というものがあるのでご注意を。

自由席に座れる確率を上げる方法
繁忙期には臨時列車もある

 新幹線の席をできるだけお得に確保するには、事前にネットで指定席を予約するのが一番ですが、繁忙期などで指定席が満席となり、自由席を利用することもあるでしょう。一般的な電車よりも長距離を移動する新幹線の場合、座れるか座れないかは大きな問題です。もしも座れなかったら、長い時間を立ったままで乗車するしかありません。そこで知っておきたいのが、自由席に座る確率を少しでもアップさせる方法です。

 今回は、利用者の多い東海道新幹線の場合を紹介します。