そのことを踏まえても「ポテンシャルが大きい事業であり、現時点ではインパクトも大きくないし、世の中を変えてもいない」(辻氏)。事業家へ代表を引き継ぐことで、世の中を変えていくような事業へと成長できる。そんな思いが背景にあったという。

辻氏自身はダンボールワンの経営を退くが、起業家としての活動はこれからも続ける計画。すでに複数の事業案を検討しているそうで「梱包材や印刷とはまた別の領域で新しい挑戦をしたい」(辻氏)という。