大学生3年生の子どもがもう就活!?30年前のわが身を振り返ると……初めてリクルートスーツに袖を通したのは4年生の春。いつの間に就活の時期が変わったのか。そんな疑問を抱く親世代に、今の子世代の就活に関する率直な気持ちをアンケートで聞いてみた。その一部を紹介する。(ダイヤモンド・ライフ編集部 柿本茂)
今の就活の実態を
アンケートで聞いてみた
ダイヤモンド・セレクト「息子・娘を入れたい会社2024」では、今の大学生の就職活動に、就活生の親(保護者)がどの程度コミットしているかを調査すべく、アンケートを実施した。今回は「親の思い」に関するアンケート結果の一部を紹介する。
Q.自分の時代と比べて今の大学生の就職活動をどう感じますか?(複数回答)
《その他の意見》
人気企業にとらわれない就職活動をしている学生が増えた/大学で何を学んだかが重視される/バブル入社組から見て今の学生は大変/良い意味で定年まで勤めるという概念がない/ICTの発達で情報量が多く、学生のリテラシーも高まっている/インターン活動が盛んになった/選考が複雑になり企業がじっくり選考している
Q.就職活動でのオンライン活用についてどう思いますか?(複数回答)
《その他の意見》
場面に応じて使い分ける必要がある/大人数のセミナーなどはオンラインで十分/非言語で伝える情報は対面が有利/オンライン面接でもアピールできる学生が、より希望に沿う就活を実現できる/選考段階に応じてオンラインと対面を使い分けるのがよい/オンラインだと採用側は学生の本来の姿が分からないのでは?
コロナ禍を経て、ビジネスにも学校での学びにも「オンライン」が一般化した影響もあり、就活の選考過程でのオンライン活用を自身の大学時代との大きな違いと感じるという回答が70%以上を占めた。