お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失った。ついには預金通帳の残高がほぼ0円に……それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ!」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
自分に合った
睡眠時間は?
あれこれ試行錯誤してあみ出した、睡眠時間から逆算したライフスタイルに、私はとても満足していました。
コロナ禍以前の就寝時刻はたいてい午前0時から1時の間で、平均睡眠時間は6時間くらいでした。
夜中に1回トイレに起きますが、翌日に疲れを持ち越すことはありませんでした。
いつもの睡眠時間は
意外に足りていないかも?
ところが2020年春、コロナ禍に見舞われてから仕事がほとんどなくなり、膨大な自由時間ができたことから生活が一変しました。
外出もできなくなったので、自然に夕食以降のもろもろが前倒しになり、夜10時にはベッドに入り11時には眠りに就くようになりました。
すると、睡眠時間は6時間から8時間へと2時間増加。そして、ますます体の調子がよくなり、これまでの長きにわたる人生の中でも絶好調といえるくらいになったのです。
自称・ショートスリーパーは
勘違いだった?
私は昔から体力があるほうで、ショートスリーパーを自認していました。
6時間でも寝すぎなくらいなんじゃないかと思っていたのですが、実際のところはそれでは足りていなかったのですね。
年をとったらそんなに眠らなくても大丈夫と思っている人は多いと思います。
でも、意外とそうでもないかも? 一度、睡眠を見直してみると、自分の思い込みを裏切られる新鮮な体験ができるかもしれませんよ。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。