儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#16Photo by Reiji Murai

ダイヤモンド編集部が面積当たりの収益性に着目して選ぶ「中小キラリ農家」の第3位になったミヤハラ農園(佐賀県)は、SNSを駆使して高収益を実現した発芽ニンニク農家だ。社長自らがライブ動画を通じて「健康」と「農業」を発信するインフルエンサーになろうとしている。特集『儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態』(全17回)の#16では、新時代の農業EC戦略に迫る。(ダイヤモンド編集部 村井令二)

ライブ動画で消費者にアプローチ!
高収益を実現した新時代の農業EC戦略とは?

 SNSを駆使してeコマース(EC)事業を拡大させている脱サラ農家がいる。中小キラリ農家3位のミヤハラ農園(佐賀県武雄市)だ。宮原龍磨社長は2016年に新規就農した発芽ニンニク農家。営業マン時代に培ったコミュニケーション力を生かし、ライブ動画を武器にインターネット販売を拡大中だ。

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