「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。「こんな本がほしかった!」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハングルノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。本書の発売を記念して、「韓国語のフレーズは何もわからないけど、ひとことでも韓国語を話したい!」という方のために、すぐに覚えられる身近な単語、フレーズを著者に聞いてみた。
韓国ドラマでよく聞く言葉5選
近年、世界的に韓国ドラマが大ヒットしていますね。
「涙の女王」や「ザ・グローリー」、最近では「ヒエラルキー」といった韓国ドラマが日本や韓国だけでなく、Netflixの世界ランキングでも上位にランクインされています。
そんな、韓国ドラマでよく聞く韓国語を5つご紹介します。
①ハラボジ(할아버지):おじいさん
韓国語で「おじいさん」や「おじいちゃん」、「祖父」と言いたいときは「ハラボジ(할아버지)」と言います。
大切な役柄などでよくおじいさんなどが登場するので、よく聞く韓国語ですよね。
自分の血のつながったおじいさん以外にも高齢の男性に対して使う言葉です。
ただ、年齢的にまだ若い人、おじいさん以外の方に使うと失礼になるので、注意しましょう。
②ハルモニ(할머니):おばあさん
韓国語で「おばあさん」や「おばあちゃん」、「祖母」と言いたいときは「ハルモニ(할머니)」と言います。
自分の祖母はもちろん、高齢の女性に声をかけるときに使える韓国語です。
「おばあさん」ではない年齢の方に使うと失礼にあたるので、使うときは注意しましょう。
③アジュンマ(아줌마):おばさん
韓国語で「おばさん」や「おばちゃん」と言いたいときは、「アジュンマ(아줌마)」と言います。
この言葉は親族以外の、年配の女性に対して呼びかけるときに使います。
韓国の飲食店で、年配の店員女性に、お客さんが「アジュンマ~」と呼びかけているのを聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
年配の女性以外でも、年齢が20代でも、既婚者で子どもがいる女性に対しては、使うことがあります。
「アジュンマ」は、おばさんという意味で使って問題ないのですが、距離感が遠い人に使うと、少し失礼にあたる場合もあります。
距離の遠い方に使う場合は、「アジュンマ」よりも丁寧で、おばさん・おばさまを意味する「アジュモニ(아주머니)」と言ったほうがいいでしょう。