ガス大手3社の定時株主総会が6月末までに終了し、再任・新任の取締役に対する株主の賛成率が発表された。長期連載『エネルギー動乱』の本稿では、大手3社の取締役33人の賛成率をランキングにした。業界最大手の東京ガス、西の雄である大阪ガス、公正取引委員会から今春警告を受けた東邦ガス、それぞれの経営トップの賛成率はどうだったのか?(ダイヤモンド編集部 土本匡孝)
トップは大阪ガスの古財氏
東邦ガス勢が下位に目立つ
ガス大手3社の定時株主総会が6月末までに終了し、ダイヤモンド編集部は再任・新任の取締役33人に対する株主からの賛成率をランキングにした。
一部を紹介すると、ランキングトップは大阪ガスの社外取締役の古財英明氏(元裁判官)で99.08%。東邦ガスは中部電力との間のガスを巡るカルテル事件で公正取引委員会から今春に警告を受けており、ランキングでは下位の取締役が目立った。
業界最大手の東京ガス、西の雄である大阪ガス、そして愛知県が本社の東邦ガス。それぞれの経営トップの賛成率はどうだったか?次ページで、大手3社の取締役33人の賛成率を公開する。